「股関節が硬い…」
「足が上がりにくい」
「歩くと腰や膝まで痛くなる」

そんなお悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。

股関節は、私たちの身体の中心で、歩く・座る・しゃがむなど、日常生活のあらゆる動作を支える大切な関節です。

しかし、その重要性ゆえに不調も起こりやすく、硬さや痛みを訴える方が少なくありません。

今回は、理学療法士でありピラティスインストラクターでもある私が、なぜ股関節は硬くなりやすいのかをわかりやすく解説します。

🔹股関節の特徴:自由度と安定性のバランス

股関節は、大腿骨の骨頭と骨盤のくぼみ(寛骨臼)で構成される「球関節」です。

前後・左右・ねじる動きまで、6方向の自由な動きが可能で、身体の中でも特に可動性の高い関節です。

しかし同時に、股関節は上半身を支える安定性も求められます。

「たくさん動くための自由度」と「体を支えるための安定性」。

この両方を同時にこなさなければならないため、股関節は常に大きな負担を受けているのです。

🔹股関節が硬くなる原因

では、なぜ股関節は硬くなりやすいのでしょうか?

1. 長時間の座位や運動不足

デスクワークや車移動が多いと、股関節まわりの筋肉が縮こまりやすくなります。

特に 大腰筋や梨状筋といった深層筋 が硬くなると、動きが一気に制限されます。

2. 代償動作による負担

股関節が動かないと、腰や膝が代わりに動きすぎてしまいます。

たとえば、股関節が曲がらないから腰を丸めて前屈する、といった動作です。

これが腰痛や膝痛を悪化させる原因にもなります。

3. 力みの悪循環

「股関節が動かない」と無意識に力んでしまい、筋肉が余計に緊張します。

この悪循環が続くと血流が悪くなり、ますます股関節は硬くなっていきます。

🔹股関節の柔軟性を取り戻すために大切なこと

股関節の不調を改善するためには、以下の3つがポイントです。

1. 状態を正しく評価すること

 可動域や筋肉の硬さを見極めることがスタートです。姿勢や歩き方の癖も影響します。

2. 筋バランスを整えること

 硬い筋肉はゆるめ、弱い筋肉は鍛える。股関節はもちろん、骨盤や体幹とのつながりも整えることが大切です。

3. 無駄な力みを減らすこと

 「どの筋肉をどう使うか」を意識できるようになると、股関節の動きはスムーズになります。

🔹ピラティスでできること

ピラティスは、まさにこの3つを同時に叶えるエクササイズです

• 骨盤や股関節の正しいアライメントを整える

• 深層筋を働かせて、安定しながらスムーズに動ける体をつくる

• 呼吸を通じて余計な力みを解消し、柔軟性を引き出す

股関節の硬さや痛みで悩んでいる方にとって、ピラティスは「安心して動ける身体づくり」の強い味方になります。

もし「股関節が硬い」「腰や膝まで痛くなる」と感じている方は、ぜひ一度ピラティスを体験してみてください。

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