
「ヨガとピラティス、どう違うの?」とよく聞かれます。
どちらも人気のあるエクササイズですが、目的や効果は大きく異なります。
この記事では、理学療法士でありピラティスインストラクターでもある私が、解剖学と運動学の視点から「ヨガとピラティスの違い」と「それぞれが向いている人」について詳しく解説します。
ピラティスとは?
- 20世紀初頭にジョセフ・ピラティスによって開発
- リハビリや体幹強化を目的としたエクササイズ
- 特徴は「背骨と体幹を安定させ、正しい動きを身につける」こと
- マットや専用マシン(リフォーマーなど)を使って行う
👉 ピラティスは“身体の教習所”。姿勢・呼吸・動作の基礎を学び、日常生活やスポーツに活かすことができます。
ヨガとは?
- 紀元前から続く伝統的な修行法
- 元々は「精神的な解放」を目的として発展
- 近年はフィットネス要素が加わり、柔軟性向上やリラックス効果を求める人が多い
- 特徴は「ポーズをとり、内観する時間を大切にする」こと
👉 ヨガは“心と体を解放する時間”。呼吸とともに柔軟性を高め、心身をリフレッシュできます。
ピラティスとヨガの違いを比較
項目 | ピラティス | ヨガ |
---|---|---|
主な目的 | 体幹・背骨の安定、正しい動作の学習 | 柔軟性・リラックス・精神的開放 |
動き方 | 動き続けながら身体をコントロール | ポーズを止めて内観 |
歴史 | 20世紀・リハビリ発祥 | 紀元前・修行法発祥 |
効果 | 姿勢改善、腰痛・肩こりの予防、疲れにくい身体 | 柔軟性向上、ストレス軽減、心の安定 |
こんな方にはピラティスがおすすめ!
✅ 姿勢を改善したい方
✅ 肩こり・腰痛など不調を根本から改善したい方
✅ 疲れにくい身体を手に入れたい方
✅ スポーツや仕事のパフォーマンスを上げたい方
ピラティスは「自分の体の使い方」を学ぶので、整体やマッサージで一時的に楽になるよりも、長期的な改善につながります。
まとめ
ヨガ=柔軟性やリラックスを重視
ピラティス=安定性や姿勢改善を重視
どちらも素晴らしい方法ですが、身体の基礎を整えたい人にはピラティスがおすすめ
当スタジオでは、体験レッスンを行っています。自分に合うかな?こんな症状があるけどできるかな?運動は苦手だけど...などでお悩みの方はまずは無料相談も可能です。無料相談は公式LINEかGoogleフォームより受け付けています。
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